2010年度の様子/第5回目 「自然エネルギー普及について考えよう 」

最終回では、東京都江戸川区における市民共同発電所設置の先進事例などから、地域で自然エネルギーを広げていく重要性について学び、今後、家庭や地域で自然エネルギーを普及させていくにはどうしたらよいのかみんなで考えました。

日時: 2月19日(土)10:00〜12:00
場所: リリア 中会議室
講師: 山崎 求博氏 (足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ/副代表)
「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」について
東京都江戸川区で温暖化対策に取り組む団体。市民が主体的に二酸化炭素排出量を減らしていく「足元から地球温暖化を考える」ことにこだわりながら、普及啓発や提言、実践活動を続けている。資金調達から建設、運営まで市民がまかなう「市民立」発電所の設置や、省エネ家電買換モニター、省エネゲームなどさまざまな取組みを実施中。
ホームページは ⇒ 「こちら」

開催結果



「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」は、地球温暖化問題の解決に対し、モデルとなる事業を立ち上げ、行動・実践につながるさまざまな取組みを進めています。

先進事例として・・・
区内2箇所に設置した「市民立発電所」の建設と運営、300万円を使って省エネ家電を買う「省エネゲーム」、「省エネ家電買い替えサポート事業」等々をお聞きしました。

そして、これまでの活動の経験から、今後家庭や地域で自然エネルギーを普及させていくにあたってのさまざまなアドバイスをいただき、今回も後半は熱心な質疑応答の時間となりました。

「人が集まると、色々な問題点が見えてきます。その問題点をどうやって克服するか、みんなで考え、言うべき事は言い、自分達で作っていけるものは作っていくなど、乗り越えていくといいと思います。これらの問題点を乗り越えていくことで、本当に普及し、説得力のあるものができていきます!」・・・という山崎さんの言葉が印象的でした。

参加者から寄せられた感想の一部をご紹介します

・多くの団体が、熱心に取り組んでいるのを知りました。このような事例をみると元気が出てきます。
・補助金ありき!?の事業でなく、システム(技術)や仕組みetcがオリジナリティあり、活動の可能性が高いことがわかりました。
・20年の経験はすごい。その間、色々と普及のために工夫された内容が参考になりました。
・市民立発電所の建設の例は面白かった(場所と資金調達など)。
・宮古島の挑戦に期待します。
・ピークオイル問題を迎えるにあたり、自然エネルギーの普及の必要性を感じた。


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