「毎月5のつく日」は前川東っ子、みなで取り組む「エコの日」です。
本校は開校48年目をむかえる。約40種類の樹木が校庭を囲っている。本校の木でもある「大ケヤキ」が児童をいつも見守っている。校庭の南西に位置する「平和の山」は、自然に親しむ児童の楽しい遊び場となっている。
校舎内に目を向けると、「エコの日」の掲示物が目に入る。この取組は、環境委員会の児童が、「環境にやさしいくらし」「もったいない精神」を意識した自主的な活動である。
①古紙回収
クラスに回収ボックスを配り、紙類とその他の物に分けて処理してもらっています。回収した紙類を委員会で集めて束ねています。
②節電活動
教室にエアコンが設置されたこともあり、使用していない場所の電気をこまめに確認したり、節電を呼びかけたりしています。
③ボトルキャップ回収
保護者だけでなく、地域の方々からも毎日たくさんのボトルキャップが集まります。昨年度は136人分のワクチンと交換できました。
環境委員会の活動を通して、本校の児童が「エコ活動」に関心をもち、自然を守り、限りある資源の有効活用にむけての実践力を育成していく。「エコの日」の設定は児童自らが環境問題に一石を投じる第一歩となっている。
(教 頭 春川 嘉孝)
*「かわぐちエコ散歩」2016年10月号より